
こんにちは、ススム(@Susumu_Shimoda_)です。
コーカサスの中に浮かぶ、歴史ある国ジョージア。自然、グルメ、ワイン、異文化、そして長期滞在。
『実感を伴うリアル』をぎゅっと詰めてご紹介します。まずは“国の全体像”からつかんで、滞在・旅の第一歩を軽やかに踏み出しましょう。
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基本情報(場所・地理・人口・言語・通貨)
ジョージアはコーカサス山脈の南側、黒海の東に広がる国で、面積は約69,700 km²。歴史的には東西交易の結節点で、多くの文化が混ざり合ってきました。国内は“山が多い国”で、国土の高低差が観光の魅力の一つになっています。首都トビリシは政治・文化・交通の中心で、人口の約3分の1が首都圏に集まる傾向があります。国の総人口は約3,704,500人(2025年1月1日時点)という最新推計が出ています。
✅ 早見表
項目 | 概要 |
---|---|
面積 | 約 69,700 km² |
人口 | 約 370万人(2025年1月時点) |
首都 | トビリシ |
通貨 | ジョージア・ラリ(₾: GEL) |
時差 | UTC +4(サマータイムなし) |
公用語 | ジョージア語(ムヘドルリ33文字) |
言語・文字
公用語はジョージア語(独自の文字体系を持つ)。観光地や都市部では英語が通じる場所も増えていますが、日常の多くはジョージア語です。
通貨
通貨はGEL(ラリ)。都市部ではカード決済が広く使えますが、ローカルマーケットや田舎では現金が便利。為替や公式レートはNational Bank of Georgia のデータ参照を推奨します。
ビザ・入国
ジョージアは観光・短期滞在に関して寛容な方針を取っており、多くの国籍(例:米国などを含む)で最長365日までビザ不要の扱いとなっています。ただし国籍ごとに条件が異なるため、出発前に外務省(MFA)やe-Visa公式、各国の渡航情報を必ず確認してください。入国時にはパスポートの残存期間や入出国スタンプの管理が重要です(長期滞在の証明が必要になるケースあり)。
実務Tips
- 長期滞在予定なら「入国履歴(航空券/宿泊予約)」を保存。
- e-Visaは国籍によって不要/要が分かれるためMFA公式で最終チェック。
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気候とベストシーズン
ジョージアは「西部は湿潤で亜熱帯的/東部はより内陸的で乾燥寄り」という典型的な気候差があります。黒海沿岸のバトゥミ(Batumi)は亜熱帯で降水量が多く、温暖な冬と湿った夏が特徴。一方トビリシ周辺や東部平野は夏は暑く、冬はより乾燥します。山岳部では標高差に応じたアルプス的気候が現れ、スキーや高地トレッキングが可能です。旅行のベストシーズンは春(4–6月)と秋(9–10月)。暖かく観光しやすい日が続き、ワインや収穫のイベントも楽しめます。
詳細Tips
- バトゥミ:雨が多い → 海と街歩きで使い分け。
- カズベギ(山岳):朝夕で天候が変わりやすいので服装はレイヤード推奨。
主要エリア(Tbilisi / Batumi / Kazbegi / Kutaisi / Svaneti) — 詳細ガイド
トビリシ(Tbilisi) — 都市のハイライト
- 旧市街:石畳、硫黄温泉、ナリカラ要塞など。アーティスティックなカフェや夜のレストランが充実。トビリシは国の政治・経済の中心であり、都市インフラ(病院、国際空港、コワーキング)も整っています。
バトゥミ(Batumi) — 黒海沿岸のリゾート
- 近年の再開発でモダン建築・海辺プロムナードが整備。海水浴・ナイトライフ・リゾート滞在向け。雨の多い地域なので服装の備えを。
カズベギ(Stepantsminda / Gergeti) — 山の絶景
- 「ゲルゲティ三位一体教会(Gergeti Trinity Church)」と背後にそびえるカズベギ山の景観は国を代表するフォトスポット。日帰りトリップやトレッキングの拠点。山岳気候で急変する天候に注意。
クタイシ(Kutaisi)・スヴァネティ(Svaneti)
- クタイシ:歴史的な教会群とアクセスの良さ(西部エリア)。スヴァネティ:中世の塔群と高地トレッキングが魅力(世界遺産・観光に人気)。
生活インフラ(デジタルノマド向け実務)— SIM・通信・ネット環境/銀行・送金/住居探し
通信(SIM / eSIM)
主要キャリアはMagticom(Magti)・Silknet(旧Geocell)・Cellfie(旧Beeline)で、都市部は良好な4G/5Gカバレッジ。eSIMサービスを提供する事業者もあり、空港やオンラインで短期利用できるため到着直後の通信確保は容易です。空港到着後に物理SIMを買うか、事前にeSIMを購入しておくのが便利です。
実践TIP:到着後すぐに通信を確保したいなら「来日前にeSIM購入」→到着後すぐに開通。長期滞在なら現地SIM(月額プラン)を契約。
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◎海外SIMまたはeSIMを事前購入
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銀行・送金
観光で短期滞在ならカード+WiseやRevolutのような多通貨アカウントで事足ります。短期でも現地口座を開ける銀行はあるので(パスポートで可/銀行により住所証明を求められる場合あり)、長期滞在や収入を得る予定があるなら現地口座の検討を。為替やレートはNational Bank of Georgiaで公式確認を。
住居探し(短期→長期)
短期はAirbnb/Booking、長期はローカル不動産サイト(Korter.ge 等)、Facebookグループでの直接交渉が現実的。中心地区(Vera, Vake, Saburtalo 等)は家賃が高め。Tbilisiの1ベッド中心部の家賃目安は1,200〜2,000 GELのレンジがよく見られます(時期・地区・築年で差あり)。
物価・生活費目安
生活コストはエリアとライフスタイルで大きく変わります。都市部中心での目安(Numbeo等の集計参照)は以下の通りです(目安、為替変動に注意)
月間目安(単身・都市部)(目安)
- 家賃(1BR中心部):約1,200–2,000 GEL(Tbilisiの例)。NumbeoWise
- 食費(自炊中心):約200–400 GEL/月
- 外食(カジュアル):一食 10–30 GEL程度
- 合計(目安・単身):約1,700〜3,500 GEL(生活スタイルによる) — Numbeo / Expatistanの複数指標参照。
医療・保険(実務)
大都市(トビリシ等)には私立病院やクリニックがあり緊急対応も可能ですが、地方は医療資源が限られます。長期滞在では国際補償の医療保険に加入することを強く推奨します。標準的な旅行保険は“アブハジア/サウスオセチア”の危険地域を除外する場合があるので、旅行先が対象か確認を。参考リンク
治安・政治(注意点)
観光エリアは概して落ち着いていますが、ジョージア国内にはロシアが実効支配する『アブハジア』と『サウスオセチア(南オセチア)』という地域があり、これらの地域は渡航危とされています。各国の外務省はこれら地域への渡航を制限しているため、訪問は避けてください。また、市街地でのスリや置き引きには注意。最新の渡航情報は各国政府(米国国務省、英国FCDOなど)や在外公館のページを必ず確認してください。参考リンク
観光プランの具体例(テンプレ:3日 / 1週間 / 2週間)
3日(短時間):トビリシ旧市街・バスでムツケタ橋・地元レストラン・日帰りで近郊のウマグリやワイナリー。
1週間(標準):トビリシ2–3日、カズベギ日帰り/1泊、バトゥミ2日。季節により順番入替。
2週間(ゆったり):トビリシ→カズベギ→クタイシ/スヴァネティ→バトゥミの周遊。ローカル列車やマルシュを使うと費用を抑えられます。
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FAQ(よくある質問)
- Q:ジョージアは1年滞在できますか?
A:国籍により条件が異なりますが、多くの国籍で最長365日無査証扱いです。出発前にMFA(外務)公式で確認を。geoconsul.gov.ge / travel.state.gov - Q:現金は必要ですか?
A:都市部はカードが通じますが市場・地方では現金が便利。ATMは主要都市に多数あります。 - Q:英語は通じますか?
A:トビリシ等主要観光地では通じる場所が増えていますが、田舎ではジョージア語が主流です。
免責・出典
この記事は2025年8月時点の公的データ・一般情報に基づき作成しています。ビザ・入国規則、為替、物価は随時変化します。必ずMFA(外務省)・National Bank of Georgia・各国の渡航情報を確認してから行動してください。
出典
- National Statistics Office of Georgia (Geostat) – Population (2025) geostat.ge
- Ministry of Foreign Affairs / Entry rules (Geoconsul) geoconsul.gov.ge
- U.S. State Department – Georgia travel info travel.state.gov
- National Bank of Georgia – Exchange rate / currency info საქართველოს ეროვნული ბანკი
- Numbeo / Expatistan – Cost of living、家賃データ NumbeoExpatistan, cost of living comparisons