こんにちは、ススム(@Susumu_Shimoda_)です。
私は、2023年9月25日よりインドネシアにて生活をしています。
今回は、「UNHAS (ハサヌディン大学)Gowaキャンパス工学部」について紹介します。
「国際協力に興味のある方」や「海外が好きな方」、「インドネシアで生活予定の方」へ参考になればと思います。
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マカッサルのUNHAS (ハサヌディン大学)Gowaキャンパス工学部への訪問と情報交換
私は過去にミャンマーやオーストラリアで生活していた経験もあり、ブログで生活情報を発信しているので、こちらの記事もあわせて参考にしてみてください!
先日、マカッサルのUNHAS (ハサヌディン大学) Gowaキャンパスの工学部へ訪問しました。
私はいつもTamalanreaキャンパスの日本語学科へ訪問していますが、今回初めてGowaキャンパスへ行きました。
中心地から13kmほど離れたところにあり、車で約30分です。
Gowaに入ると周囲は畑や田んぼで囲まれており、ここではトウモロコシやカカオなどが栽培されています。
キャンパスの敷地内はかなり広くて、私は軽く迷っていました。 (笑)
今回訪問した目的は、以前、マカッサルにJICAミャンマー時代の先輩が来た際に、一緒にUNHASの日本語学科に訪問しました。
その際に、UNHASの工学部の教授からお話を聞きたいとのことで、Fithy先生から工学部の学長を紹介してもらいました。
先輩はすでに日本に帰られたので、代わりに私が訪問。
Gowaキャンパスは最近できたので、校舎はかなり綺麗で広いです。
Tamalanreaにあった学科の一部はこちらに移ったようです。
現在、こちらの工学部には13部門 (学科) あるようです。
工学部の責任者であるIbu Noviさんとお会いして、大学の情報や学生の進路などについて1時間ほど意見交換しました。
あらかじめ先輩から聞いてほしい質問事項を預かっていたので、そちらに沿ってお話をしました。
ここでは、軽く載せておきます。
意見交換内容
1. ⼤学に関して
・⼤学名:University of Hasanuddin, Kampus Gowa , FACULTY OF ENGINEERING
・⼤学年数:4年制
・⼤学全体⼈数:44,000 ‒ (Tamalanrea / Gowa)
・学部⼈数:全体1,394 / 修⼠196 / 博⼠135
・男⼥⽐:900:500 (男⼥)
2. 卒業後のキャリア
・⼤学卒業後の進路
-進学する場合 (修⼠・博⼠)
Unhasの⼤学院で進学
ジャカルタ、スラバヤの⼤都市へ進学
-就職する場合
⼯場、⾃動⾞関連の仕事に就職
スラウェシ島での就職ではマイニングの仕事も多い
カリマンタン島には⼯場が多いため、Balikpapan (バリックパパン) にて就職
全体的にマカッサル以外の都市で就職する学⽣が多い。
・就職先を探す際はインドネシア国内か外国か?
-インドネシア国内での就職が圧倒的に多い
-学⽣は個⼈で仕事を探す率が多い
インドネシアの若年層はSNSから求⼈を探す頻度が⾼く、Instagram、TikTok、Linkedinがよく使われている。Instagramで仕事を紹介している公式アカウントもある
-企業のセミナーに参加して、セミナーで企業とマッチングすることもある
-企業探しのWebサイトだと「Job street」というサイトがあるが、そこまで浸透していない
-現状、外国企業からの企業紹介は⽇本 (特定技能など) や中国などが多い
・⼤部分の学⽣はどこの都市で働くか
-カリマンタン (バリックパパン)
-スラバヤ
-ジャカルタ..
⼤都市だと仕事先が多い
3. インターンシップ制度 (Magang)
Unhasと⽇本企業が提携したインターンシップ制度があり、殆どの⽇本企業は⼭⼝県。インターンシップ制度に参加する学⽣は、在学中にLPK (送り出し機関|LPK Kizuna wawonii indonesia (ケンダリ) ) にて3 ヶ⽉間⽇本語学習。JLPT などの⽇本語レベルは問われないので、基礎的な⽇本語を学習。その後、⽇本企業で数ヶ⽉から1年ほどインターンシップを実施。インターンシップ終了後、改めて⽇本語を学び、⽇本企業で就職、特定技能になるケースもあるが、学⽣によって進路は異なる。
・インターンシップ概要
-応募枠:15名ほど
-応募⼈数:50名ほど
-条件:企業との⾯接 (英語)
-LPK費⽤:15 juta (\145,000)※授業料、ビザなど込み
-インターンシップ先例:ダイハツなど
4. 仕事に関して
・⼤学卒業後に就職する学⽣
過去6ヶ⽉間で70%
・⼤学で就職⽀援があるか
-年に数回、⼤学主催の就職⽀援セミナー開催 (レジュメの書き⽅・⾯接対策など)
-年1回企業主催のセミナー開催
-⽇本のようなマンツーマンでの⽀援はまだ浸透していない
・企業との提携はあるか
-インターンシップに関して⽇本企業が訪問することがある
有能な学⽣がいた場合はその場で軽い⾯接も実施
-マカッサルの企業との連携有り
マイニング、⼯場関係
・学⽣が就職活動をする時期
-⼤学4年⽬から開始
-Unhas の卒業時期は3 ⽉、6 ⽉、9 ⽉、12 ⽉となっており、学⽣によって就職時期、卒業時期が異なる
・転職活動に対するイメージ
2年以下で仕事を変えるとあまり印象が良くない
会社への理解や忠誠がないと思われる
・⽇本企業への連携はあるか
インターンシップがメインだが、⼭⼝県内の企業とは連携有り
・⽇本のどのような業種、職種に興味があるか
⾃動⾞、製品⼯場、⾷品⼯場、建設関係など
・⽇本で就職したい学⽣はどのくらい? (教授の肌感)
80%
・⼤学卒業後の初任給
Rp5 ‒ 10 juta (\48,454 ‒ 96,908) ※他業種もこのくらい
※マカッサルの平均給与Rp5 juta以下
お話をする中で、就活や日本の生活に関するセミナーを実施できそうなので、これから話を進められればと思います。
以上が今回のブログとなります。
読んで頂きありがとうございます。
これから海外で国際協力活動をする方におすすめの記事をnoteにて紹介していますので、あわせてチェックしてみて下さい。
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また次回お会いしましょう。
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