【インドネシア生活記】マカッサルにてスポーツ選手の進路状況と就職活動の実態

こんにちは、ススム(@Susumu_Shimoda_)です。

私は、2023年9月25日よりインドネシアにて生活をしています。

今回は、「インドネシアのスポーツ選手の進路状況」について紹介します。

「JICA海外協力隊に興味のある方」や「海外が好きな方」、「インドネシアで生活予定の方」へ参考になればと思います。

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マカッサルでのスポーツ指導で知った選手の進路状況｜陸上競技
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マカッサルでのスポーツ指導で知った選手の進路状況｜陸上競技

私は過去にミャンマーやオーストラリアで生活していた経験もあり、ブログで生活情報を発信しているので、こちら記事もあわせて参考にしてみてください！

海外生活記事

・【東南アジア】途上国、ミャンマーでの印象的な経験がこちらです。
・【体験談】オーストラリア留学で印象に残った”extend”という単語｜ホームステイ生活

私は2023年10月25日より、マカッサルの青年スポーツ局にて陸上競技の指導をしております。

・インドネシアは任地マカッサルへの派遣と青年スポーツ局への挨拶

私の所属する青年スポーツ局の選手はSMAであるSMANKOを卒業すると同時にAtletik Sulselからも卒業しなくてはいけません。ここを卒業すると基本的に支援は無くなります。

私は時々、選手やコーチに「進路状況」についてヒアリングをしています。

その中で分かった大部分の選手の進路は下記の通りです。

進路状況

・大学進学

・就職

これらは、日本と似ていますが、いずれも、卒業後は陸上を続ける選手が多いみたいです。

大学進学の場合は2パターンあります。

まず一つ目は「スポーツ系の大学」に進学です。この場合は大学でスポーツに関する理論・生理学・栄養学・バイオメカニクスなどを学び、授業が終わったら練習をするという流れです。

二つ目は「スポーツ学科のない大学」に進学です。この場合は、土日だけ大学に行って、他の曜日はトレーニングをするという流れです。

マカッサルには、陸上競技場が「GOR SUDIANG」しかないので、陸上をしている方でタータンを使いたい場合はそこで練習をするしかありません。

そして、大学に行っている選手は、元々Atletik Sulselの卒業生が殆どのなので、練習はPPLPやSKOの選手と混ざって行います。

続いて、就職の場合です。

多くの選手の進路先としては「警察」か「軍」の2択です。

というのも、警察か軍に所属すると給料も安定し、陸上も組織内のクラブで続けることが出来ます。

選手に「なんで警察や軍に入りたいの」か質問したことがありますが、みんな揃って答えるのが「小さい頃からの夢」と言います。

そして、警察や軍になるには実技試験と筆記試験があるみたいです。

卒業後も陸上に関心を持って続けるのは良いと思いますが、個人的には就職に関して警察や軍に入る以外の選択肢もあっていいのではないかと感じます。

私がミャンマーで活動していた際も、選手の卒業後の進路としては大学進学か強化選手に選ばれるか、軍・警察に所属するという流れでした。

私の教え子はこれまで何十人も警察や軍になって陸上を続けていました。

しかし、いくら選手のスポーツにおける技術レベルが上がっても、人としてのヒューマンスキル（専門性・知識）が上がっていない事に気がつきました。

例えば、ビジネス上の折衝スキルやパソコンスキル、外国語スキルなどが挙げられます。

なので、スポーツ学校卒業後の進路開拓や就職斡旋などのサポートもあった方が良いのではないかと感じます。

また、インドネシア人の友人達に就職先探しの方法を聞きました。

主な方法は「就職サイト」か「SNS」から仕事を探す事が多いみたいです。

就職サイトだと「jobstreet」がよく使われており、SNSだと「TikTok」や「Instagram」での求人投稿を見て応募するらしいです。

インドネシアでは、Googleでの検索やウェブサイトから情報を入手する行為が少なく、多くの人はSNSから情報を得る頻度が圧倒的に高いです。

なので、人口の多いインドネシアでは、SNS普及率や利用人口もかなり多いので、上手く情報発信に利用してリーチできれば大きなバズを生み出す事ができます。

私自身もTikTokやIGでの発信に努めているので、色々と様子をみていきます。

以上が今回のブログとなります。

読んで頂きありがとうございます。

これからJICA海外協力隊として派遣される方におすすめの記事をnoteにて紹介していますので、あわせてチェックしてみて下さい。

今後も協力隊の活動やインドネシアの情報を随時発信していきます。

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