こんにちは、ススム(@Susumu_Shimoda_)です。
以前、メンタルケア心理士を受験してきました。
試験の雰囲気を紹介していきます。
ところで、
メンタルケア心理士とは何か?
メンタルケア心理士の資格の定義は以下の通りです。
資格目的を「医療・福祉・教育・産業・公共サービス等での相談援助および心理カウンセリング、心理療法によるカウンセリング業務従事職やコミュニケーション向上で求められる基礎能力を有すことを証明します[1]。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%B1%E3%82%A2%E5%BF%83%E7%90%86%E5%A3%AB
この記事を読む方は少なくともメンタルケア心理士を勉強中または、これから受験しようと思っている方だと思います。
ここから先は興味のある方は読んでみてください。
✔︎ビジネスに活かせる心理に関するおすすめの本
メンタルケア心理士とは
メンタルケア心理士の試験は別名「こころ検定」ともいいます。
こころ検定の概要は以下の通りです。
私たちは普段の生活の中で、常に無意識に心の感じるままに行動し、感情を表し、考えながら生きていっています。自らの心に向き合うこと、誰かの心の相談にのり、解決に導いていくためには、専門の知識に基づいて、考えていくことが必要不可欠です。こころ検定では今まで無意識に気づかなかったこころのメカニズムを探り、心が人の生活や社会にどのような影響を与えているのかを理解していくことを目指します。こころ検定は心理学を用い、自らの心、もしくは心の相談に段階的にアプローチしていくことを目指した試験となります。
https://cocoroken.jp/
独学でメンタルケア心理士に合格出来るのか
結論からいうと、「出来ます」
先日私は、メンタルケア心理士の試験を受けてきました。
結果は「合格」
正答率は87%でした。
試験はCBT方式で、PCを用いて行いました。
計40問の時間は120分でしたが、私は30分もかからずに終わりました。笑
つまり難易度的には全然難しくはありません。
メンタルケア心理士の試験内容は細かく分けて9つあります。
項目
・生化学
・身体とストレス
・解剖生理学
・薬理学
・精神医学
・生理心理学
・認知心理学
・発達心理学
・カウンセリング技法
大きく分けると以下の3つです。
✔︎精神解剖生理学
生化学に関する基礎知識
・染色体と遺伝子 タンパク質 酵素 脂肪 炭水化物
▶️剖生理学に関する基礎知識
・人体の組織:骨格、筋肉 ・人体の器官:消化器系、循環器系、呼吸器系、泌尿器系、生殖器系、感覚器系、内分泌系、神経系
▶️生理心理学・認知心理学に関する基礎知識
・ストレス ・認知や感情と脳の関係 ・睡眠 ・記憶
▶️薬についての基礎知識
・薬理学:吸収、分布、代謝、排泄 薬の形状
✔︎精神医科学
▶️精神障害に関する基礎知識
・統合失調症 妄想性障害 緊張病 ・双極性障害 抑うつ障害 ・不安症 強迫症 PTSD ・神経発達症(発達障害) ・摂食障害 ・睡眠障害
▶️発達心理学に関する基礎知識
・発達過程と課題 ・危機 ・認知発達
▶️身体疾患と精神症状に関する基礎知識
腎不全 肝炎 脳卒中 パーキンソン病 認知症 糖尿病 クッシング症候群 更年期障害 甲状腺機能低下症 癌 ステロイド 梅毒
▶️薬剤に関する基礎知識
・抗うつ薬(三環系(第1群)、四環系(第2群)) ・SSRI(第3群)・抗不安薬:ベンゾジアゼピン系 ・抗精神薬:フェノチアジン系 ベンザミド系、ブチロフェノン系 ・抗精神薬・睡眠薬系統等
こちらの精神医科学では「DSM-5」を参照して行われています。
参考書を載せておくの気になる方はチェック✔︎
✔︎カウンセリング基本技法
▶️カウンセリングとは
・カウンセリングの歴史 ・カウンセリングの目的 カウンセラーの存在 職域におけるカウンセリング
▶️カウンセリング概論
インテーク面接 共感的理解 心理アセスメント 感情語 リファー
▶️カウンセリング倫理
・カウンセリングに関わる倫理 ・守秘義務とその例外
▶️カウンセリングと医療の関係
チーム医療 地域精神医療 ケースカンファレンス
▶️心理療法基本
・精神分析療法 ・来談者中心療法 ・指示的療法 ・ケーススタディ
こんなに項目があって、
どうやって学習したの?
と気になる方がいるかもしれません。
学習フロー
・メンタルケア心理士の学習教材の熟読
・付属DVDの視聴
・問題集
主にこの3つだけです。
順番に解説していきます。
✔︎メンタルケア心理士の学習教材の熟読
まず、メンタルケア心理士を受験するにあたって、色々と条件はありますが、メンタルケア心理士のコース受講修了というのが条件にもなってきます。
なので、学習教材もそのコースが提供したものになります。
メンタルケア心理士の学習教材は、「こころ検定」の協会が提供しています。
こころ検定の詳しい概要はこちらから。
私は、こちらの教材が学習の8割を占めていました。
学習順序
①精神解剖生理学
②精神医科学
③カウンセリング基本技法
上記の順番で学習を進めていきました。
私の場合は1日の学習時間は40分だけでした。
1回20分を朝と夜に分けてテキストを読むだけです。
全テキストを5周以上は読みました。笑
ここで重要なのが、2周目辺りまでは内容を正確に理解しようとせずに
「大体こんな感じなんだ〜」
くらいの理解でいいです。
3周目からは、覚えづらい用語などに付箋を貼って、後ほど再確認出来るようにしました。
このサイクルを試験までひたすら繰り返しです。
私は、マイペースに勉強していたので学習期間でいうと「5ヶ月」くらいです。
人によってペースは違うので、正直ここまで時間をかけなくても大丈夫です。
✔︎付属DVDの視聴
上記のテキストの1周目が終わったら、付属DVDを視聴しました。
こちらでは、テキストの補助的な役割をしており、動画で解説してくれています。
正直こちらの動画はそこまで重要ではないと感じたので1回だけ流し見程度に視聴しました。
✔︎問題集
各項目が終わったら、セクションごとのテスト問題や修了テスト、過去問題集などがあるので、こちらを仕上げに解いていました。
テキスト読み終わり⇨問題集⇨テキスト読み終わり⇨問題集
この繰り返しです。
間違えた箇所はチェックをしておいて後で確認できるようにしておくと効率が良いです。
ここまでが私の勉強法でした。
人によって学習スタイルは様々なので、参考にしてみてください。
当ブログでは「健康」「心理学」にまつわる様々なネタも紹介しておりますので、是非、こちらも参考にしてみて下さい!
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また、何かあったら紹介したいと思います。
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以上が今回のブログとなります。
読んで頂きありがとうございます。
また次回お会いしましょう。
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