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【実体験】JICA海外協力隊の派遣前訓練とは|国際協力・ミャンマー

アーロウン ミンガラバー (みなさん、こんにちは)

ネーカウンラー? (お元気ですか?)

こんにちは、ススム(@Susumu_Shimoda_)です。

私は2018年10月25日から2020年3月までミャンマーで生活していました。

今回は、「JICA海外協力隊の派遣前訓練とは|国際協力・ミャンマー」について紹介します。

「国際協力に興味のある方」や「海外が好きな方」、「ミャンマーで生活予定の方」へ参考になればと思います。

✔︎国際協力に関するおすすめの本

独立行政法人国際協力機構JICAとは

私は、2018年7月に独立行政法人国際協力機構JICAの当時「青年海外協力隊」に入隊し、同年、2018年10月25日にミャンマーへ派遣されました。

JICAとは

「JICA」とは「Japan International Cooperation Agency」の略称で、日本の政府開発援助(ODA)を行う実施機関として、開発途上国への国際協力を行っています。

JICAの事業として、主に3つあります。

事業

・事業協力

・有償資金協力

・無償資金協力

これらの事業の一環として「JICAボランティア派遣事業」があります。

JICA海外協力隊とは

JICAボランティア派遣事業は、国際協力の志を持った方々を開発途上国に派遣し、現地の人々とともに生活し、異なる文化・習慣に溶け込みながら、草の根レベルで途上国が抱える課題の解決に貢献する事業です。草の根レベルであっても、その活動は途上国の政府や政府機関、あるいは公益性を追求する非政府機関の活動となる点が特徴です。開発途上国からの要請(ニーズ)に基づき、それに見合った技術・知識・経験を持ち、「開発途上国の人々のために生かしたい」と望む方を募集し、選考、訓練を経て派遣します。派遣の主な目的は、(1)開発途上国の経済・社会の発展、復興への寄与、(2)異文化社会における相互理解の深化と共生、(3)ボランティア経験の社会還元です。途上国支援として(1)の開発に向けた貢献に加えて、(2)の途上国との草の根レベルの友好関係づくりや(3)の社会還元が加わっている点が「国民参加型」事業と呼ばれる所以です。

https://www.jica.go.jp/activities/schemes/volunteer/index.html

JICA海外協力隊の種類としては、主に4つあります。(当時)

種類

・青年海外協力隊

・シニア海外協力隊

・日系社会青年海外協力隊

・日系社会シニア海外協力隊

派遣前には、「JICA駒ヶ根」「JICA二本松」で、70日間の派遣前訓練が行われます。

訓練所では、主に「語学学習」「任国での過ごし方・注意事項などの講義」「予防接種」などが行われます。

私が訓練をしていた際の大まかなスケジュールは以下の通りです。

スケジュール

・5:30:起床
・6:00:朝集会・ラジオ体操・運動
・7:00:朝ごはん
・8:45:語学授業
・11:45:昼ごはん
・13:00:語学授業・講義・予防接種
・17:00:夕ごはん
・~23:00:自主学習・自由時間・消灯

この様なスケジュールで月曜日から土曜日まで行い、日曜日は休みとなります。

日曜日は、外出が許可されている為、遊びに行ったり、食事をしたり、飲みに行ったりする人が多かったです。「二本松訓練所」は、山道を登った所にある為、近場のコンビニまで徒歩30分、自転車で10分くらいかかります

この訓練期間中は、人生で一番、語学学習に打ち込んだ時間でした。

70日間の限られた時間の中で、語学の基礎を身につけなければいけない為、授業時間以外にも、プラスαで自主学習を行っていました。定期的にテストがあり、基準点を超えなければ、ペナルティや最悪の場合、派遣取り消しにも繋がる可能性があります。

因みに、私の場合は「ミャンマー語」でした。

ミャンマー語の日常会話について

ミャンマー語は、ローマ字とは違い「特殊文字」を用いている為、発音や声調、読解にとても苦労しました。

ミャンマー文字は、こんな感じです。

私が利用していた学習教材はこちらでした。参考程度に。

【ミャンマー語オンラインレッスン】バークレーハウス 語学 体験レッスン

語学学習以外にも、任国に派遣された際の、注意事項などの講義などがありました。

また、私達が派遣される国は、開発途上国なので、日本と比べてもインフラや医療整備も脆弱です。

なので、週に一回「予防接種」を受けました。(A・B型肝炎/狂犬病/腸チフスなど)

授業・講義時間以外に自由時間があるので、スポーツが好きな私は、ジムで筋力トレーニングをしたり、体育館や外で体を動かしたりしていました。

訓練所では、1日3食、栄養バランスの整った食事が提供されます。

また、訓練所では、それぞれ生活班が決まっており、私の時は1~11班まであり、1班10名前後でした。

生活班には、メンターの様な担当がおり、定期的にヒアリングや今後の進路相談にも乗ってくれました。

2ヶ月半の研修は、楽しい事やしんどい事もありましたが、濃い70日間を過ごせ、良い人生経験となりました。

ミャンマーの歴史を説明しているこちらの本もおすすめです。

✔︎ミャンマー政変

✔︎アウンサンスーチーのミャンマー

✔︎ミャンマーの歴史教育

以上が今回のブログとなります。

読んで頂きありがとうございます。

それでは、タッター (じゃあね)

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