こんにちは、ススムです。
ミャンマーでは連日国民によるデモと治安部隊の武力行使による横行が続いています。
多くの僧侶もデモに参加していますが、国軍は容赦無く対応しています。
2007年にも僧侶によるデモが発生ていました。
この記事を書いた人はこんな感じです。⇩
著者
- 2018年にミャンマー、ヤンゴンに到着
- 日本・現地の語学学校にてミャンマー語学習(4ヶ月)
- 現地の学校にて2年間ミャンマー語での指導(現地人との会話を通してスキルアップ)
- ミャンマー国内数十ヵ所の地を旅行
- ミャンマー語基礎会話・読み書き・専門用語の取得
- ヤンゴンの学校でスポーツ指導(ミャンマー語)
- オンラインで国際協力
※この記事を書いている私について詳しくはこちらで紹介しています。
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【ミャンマーで変わった価値観】
【ミャンマーでの出来事】
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本記事の内容
・ミャンマーの僧侶によるデモ「サフラン革命」
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ミャンマーでは2021年2月1日に国軍によるクーデターが起こり、国民は「軍政政治」にしない為に「平和的な訴え」を貫き、デモを続けていますが、国軍によって武力行使の排除が酷くなってきています。
国民が軍事政権に抗議する理由は、過去の惨劇を繰り返さない為です。こちらの記事で紹介しています。
【ミャンマーの歴史とクーデター】
【ミャンマーの政治経済と軍事政権】
【ビルマ式社会主義と8888民主化運動】
ミャンマーでは2007年に、僧侶による反政府デモが起きました。
こちらは僧衣の色から「サフラン革命」と呼ばれています。
2007年8月15日にミャンマーで始まって以来進行中で、この主な原因は、過去2年間で9倍以上跳ね上がっていたガソリンなどの価格を突然500%も引き上げた事からでした。
これにより学生や反政府活動家らは、数十人の逮捕者を出し、軍事政権によって対処されましたが、同年9月18日から、何千人ものの僧侶によって行われました。
これに対して軍事政権側は、軍特殊部隊を使って寺院を襲撃したり、リーダー格の僧侶を逮捕・拘束したり、デモ隊への発泡などのしました。
この際に、国軍は以下の対策をしました
・インターネット遮断
・デモ側にスパイを送る
・デモ隊をビデオ撮影して身柄の特定・拘束
・夜間外出禁止
・5人以上の集会禁止
・精鋭部隊の派遣(第77軽歩兵師団)
精鋭部隊の派遣(第77軽歩兵師団)とは、歴史的にビルマ民族に抑圧され複雑な民族感情を持つとされるチン族や、身寄りのないものや孤児を物心つく前から軍事教育した者を中心に編成したため、市民に銃を向けることをためらわないとされています。
このデモの際に、日本人のジャーナリストが抗議デモを撮影中にミャンマー軍兵士に至近距離から銃撃され死亡しました。
このデモは、パコックから、ヤンゴン、シットウェ、マンダレーなど都市部で大きな動きになりました。
9月22日には、5つの管区に広がり、約2000人の僧侶がヤンゴンを行進し、約10000人がマンダレーを行進しました。
9月24日、ヤンゴンのデモでは10万人の人が参加しました。
2007年12月7日、国連報告書によると、このデモにより31人が死亡し、74人が行方不明とされています。
ミャンマーの歴史を説明しているこちらの本もおすすめです!
【ミャンマー政変】
【アウンサンスーチーのミャンマー】
【ミャンマーの歴史教育】
まとめ
過去に起きたこの様なデモや歴史が再度ミャンマーで起こっています。
ミャンマーでは、今も国民一人一人が闘ってます。
少しでもミャンマーの歴史と今の現状を知ってもらえたらと思います。
また、何かあったら紹介したいと思います。
質問などがあれば気軽にコメント下さい。
以上が今回のブログとなります。
読んで頂きありがとうございます。
また次回お会いしましょう。
それではタッター
【ミャンマー語学習教材3選】
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※ミャンマースポーツコミュニティ⏩【Myanmar Sports/ISPE】
※ミャンマー✖️日本コミュニティー⏩【MyanJapa Life】
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