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アーロウン ミンガラバー (みなさん、こんにちは)
ネーカウンラー? (お元気ですか?)
こんにちは、ススム(@Susumu_Shimoda_)です。
私は2018年10月25日から2020年3月までミャンマーで生活していました。
今回は、「ミャンマー人向けのオンライン日本語レッスン」について紹介します。
「国際協力に興味のある方」や「海外が好きな方」、「ミャンマーで生活予定の方」へ参考になればと思います。
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ミャンマー人向けのオンライン日本語レッスン
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私は、2020年3月まで、ミャンマーの学校で働いていました。
コロナの関係で帰国し、仕事の契約期間も終わりましたが、今でもミャンマーにいる同僚や、学校の生徒と連絡を取り合って、オンラインでアドバイスをしたり、ボランティアとして個人で活動しています。
また、私が運営しているウェブサイトやFacebookページ・グループでもミャンマー人向けに情報発信をしています。
2021年2月1日にミャンマーで起きた、「クーデター」をキッカケにミャンマー国民の人生は大きく変わりました。
私が配属されていた学校は、コロナの影響から2020年3月から閉鎖されており、生徒達も家にとどまっている状況でした。
しかし、保健スポーツ省は、2021年6月から多くの学校を再開させる決定をしました。
今でも、ミャンマー国民は「平和な生活」を取り戻すために訴えています。
しかし、軍による弾圧は激しくなっています。
そんな、軍事政権化で学校を再開させる事に対し、教師や生徒は反発しています。
私の配属先の教師や生徒もその一人です。
軍は、これらの決定に反く者を「停職または解雇」にしています。
私の同僚も「解雇リスト」に載っていました。
ミャンマーでは、十分な教育が行き渡ってないのに、未来の国を担う子供達に、誰が正しい教育を与えるのでしょうか?
ある日、一人の生徒からメッセージがきました。
その生徒は、学校再開に際し、学校側にこう伝えたそうです。
「僕は、CDM(不服従運動)をしている。軍事政権化では、学校に行くつもりはないし、政治も良くない」
この事に対し、学校側は生徒を退学処分にしました。
その生徒は、私にこう言いました。
「学校に行ったら、携帯もお金も没収される。」
「そして、僕は、今まで通りスポーツをしたい。」
「けど、学校側は僕の意見を理解してくれない」
「僕は、家族をどう守っていけばいい?」
「僕は、日本に行って先生の元で一緒に仕事をしたい」
日本の19歳なら大学に通っている年代です。
あまりにも、厳しい経験や選択を強いられていると感じました。
私は、今ミャンマーに行けないし、日本にいながら何か出来る事はないかと考えました。
ミャンマーでは、日本に対する「需要」がある事から「日本語学習者」がとても多いです。
そこで、日本人の私が出来る事として、生徒に日本語を教えようと思いました。
オンラインで日本語レッスンをするにあたって
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オンラインで日本語を教えるにあたっていくつか難点があります。
教える際の課題
①通信環境
ミャンマーは、まだまだインフラも完璧ではありません。
そして、クーデター以降、通信が遮断されたりと、インターネット環境がより不安定になりました。
②日本語レベル
生徒の日本語は、初心者レベルです。また、英語も話せません。
なので、全てミャンマー語で教えなければいけません。
取り組み
①ツール
現在使用しているツールは、Messengerです。
ミャンマー人の多くがフェイスブックを使用している点から、コミュニケーションツールはMessengerが一番使いやすいと思います。
②頻度
オンラインレッスンは、主に日曜日の夕方から夜にかけて30分ほど行っています。
あまり多く行ってもミャンマー人の性格上、集中力や興味がなくなると思いました。笑
③規模
基本的に私一人で教えており、教材なども私が作成しています。
元々、動画制作や資料作成が得意なので、ミャンマー語を交えながら制作しています。
生徒は、日によって変わります。
生徒が友達を誘い、その友達がまた友達を誘うなどして、人数が変わります。
やはり、通信環境の問題で、ビデオが止まってしまう事が多いです。^^;
ミャンマーに関する情報はこちらでも発信しているので、チェックしてみて下さい。
以上が今回のブログとなります。
読んで頂きありがとうございます。
それでは、タッター (じゃあね)
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また次回お会いしましょう。
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✔︎ミャンマー語を学ぶ事が出来るおすすめの本
著者の書籍
※トレーニングコミュニティ【Jim’s Club-Healthare and Sports/Japan】
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