こんにちは、ススムです。
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この記事を書いた人
■スポーツの専門学校卒業
■オーストラリアへ語学留学/スシレストランで就労
■JICA海外協力隊にてミャンマーで2年間生活
■Webデザイナー/動画クリエイター/ライター/マーケター
■オンラインスポーツコーチ
■オンライン日本語講師
■オンラインミャンマー語講師
■ミャンマー人向けオンラインコミュニティ運営
■開発途上国コンサルタント/講演
■書籍出版
この記事を書いている私について詳しくはこちらで紹介しています。
ミャンマー語の学習教材はこちら
【ミャンマーで変わった価値観】
本記事の内容
・ミャンマーの為に出来る事
・ミャンマー人向け日本語レッスン
ミャンマーの為に出来る事は
私は、2020年3月まで、ミャンマーの学校で働いていました。
コロナの関係で帰国し、仕事の契約期間も終わりましたが、今でもミャンマーにいる同僚や、学校の生徒と連絡を取り合って、オンラインでアドバイスをしたり、ボランティアとして個人で活動しています。
また、私が運営しているウェブサイトやFacebookページ・グループでもミャンマー人向けに情報発信をしています。
2021年2月1日にミャンマーで起きた、「クーデター」をキッカケにミャンマー国民の人生は大きく変わりました。
私が配属されていた学校は、コロナの影響から2020年3月から閉鎖されており、生徒達も家にとどまっている状況でした。
しかし、保健スポーツ省は、2021年6月から多くの学校を再開させる決定をしました。
今でも、ミャンマー国民は「平和な生活」を取り戻すために訴えています。
しかし、軍による弾圧は激しくなっています。
そんな、軍事政権化で学校を再開させる事に対し、教師や生徒は反発しています。
私の配属先の教師や生徒もその一人です。
軍は、これらの決定に反く者を「停職または解雇」にしています。
私の同僚も「解雇リスト」に載っていました。
ミャンマーでは、十分な教育が行き渡ってないのに、未来の国を担う子供達に、誰が正しい教育を与えるのでしょうか?
ある日、一人の生徒からメッセージがきました。
その生徒は、学校再開に際し、学校側にこう伝えたそうです。
「僕は、CDM(不服従運動)をしている。軍事政権化では、学校に行くつもりはないし、政治も良くない」
この事に対し、学校側は生徒を退学処分にしました。
その生徒は、私にこう言いました。
「学校に行ったら、携帯もお金も没収される。」
「そして、僕は、今まで通りスポーツをしたい。」
「けど、学校側は僕の意見を理解してくれない」
「僕は、家族をどう守っていけばいい?」
「僕は、日本に行って先生の元で一緒に仕事をしたい」
日本の19歳なら大学に通っている年代です。
あまりにも、厳しい経験や選択を強いられていると感じました。
私は、今ミャンマーに行けないし、日本にいながら何か出来る事はないかと考えました。
ミャンマーでは、日本に対する「需要」がある事から「日本語学習者」がとても多いです。
そこで、日本人の私が出来る事として、生徒に日本語を教えようと思いました。
オンラインで日本語レッスンをするにあたって
オンラインで日本語を教えるにあたっていくつか難点があります。
教える際の課題
①通信環境
ミャンマーは、まだまだインフラも完璧ではありません。
そして、クーデター以降、通信が遮断されたりと、インターネット環境がより不安定になりました。
②日本語レベル
生徒の日本語は、初心者レベルです。また、英語も話せません。
なので、全てミャンマー語で教えなければいけません。
取り組み
①ツール
現在使用しているツールは、Messengerです。
ミャンマー人の多くがフェイスブックを使用している点から、コミュニケーションツールはMessengerが一番使いやすいと思います。
②頻度
オンラインレッスンは、主に日曜日の夕方から夜にかけて30分ほど行っています。
あまり多く行ってもミャンマー人の性格上、集中力や興味がなくなると思いました。笑
③規模
基本的に私一人で教えており、教材なども私が作成しています。
元々、動画制作や資料作成が得意なので、ミャンマー語を交えながら制作しています。
生徒は、日によって変わります。
生徒が友達を誘い、その友達がまた友達を誘うなどして、人数が変わります。
やはり、通信環境の問題で、ビデオが止まってしまう事が多いです。^^;
いつかは、ミャンマーで何かビジネスをしたいと思うので、今出来る事を引き続きやっていきます。
また、何かあったら紹介したいと思います。
質問などがあれば気軽にコメント下さい。
以上が今回のブログとなります。
読んで頂きありがとうございます。
また次回お会いしましょう。
それではタッター
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