アーロンミンガラーバー
こんにちは、ススムです。
今回は「ミャンマーの教育事情」について紹介します。
この記事を書いた人はこんな感じです。⇩
著者
- 2018年にミャンマー、ヤンゴンに到着
- 日本・現地の語学学校にてミャンマー語学習(4ヶ月)
- 現地の学校にて2年間ミャンマー語での指導(現地人との会話を通してスキルアップ)
- ミャンマー国内数十ヵ所の地を旅行
- ミャンマー語基礎会話・読み書き・専門用語の取得
- ヤンゴンの学校でスポーツ指導(ミャンマー語)
- オンラインで国際協力
※この記事を書いている私について詳しくはこちらで紹介しています。
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【ミャンマーで変わった価値観】
【ミャンマーでの出来事】
【ミャンマーのスポーツ事情と教育】
本記事の内容
・ミャンマーの教育事情と仕組み
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ミャンマーの教育体制は日本とは大きく異なります。
日本では、小学校6年、中学校3年、高校3年となっているが、
ミャンマーでは、小学校5年間(KG+4年)、中学校4年間(6〜9年生)、高等学校2年間(10、11年生)で、5歳から小学校に通います。
このうち小学校までが義務教育となっています。
因みにKGとは、その年の6月初めまでに満5歳になる者が、1年間の就学前教育に入学する期間の事をいいます。
ミャンマーには、「セーダン試験」と呼ばれる「高校卒業認定試験」があります。
この試験は、ミャンマー人にとってとても重要な試験で、この試験に受かれなければ高校卒業認定をもらう事が出来ず、中卒だとみなされ、公務員になる事はもちろん、国内企業に就職する事も難しいです。
この「セーダン試験」の受験資格は、高校に進学出来た生徒で、その割合は約65%で、そのうちに試験に合格する者は、全体の約30%にも満たないのが現状です。
セーダン試験の内容は、英語・数学・化学・物理・ミャンマー語・生物の6科目で、ミャンマー語以外は全て英語で出題されます。
全科目で100点中40点以上取らなければ不合格になってしまうので、不合格になった生徒を何名も見てきました。
不合格になったら、留年して再度受験する生徒もいました。
セーダン試験は、英語で行われるのが生徒達にとって難しい点の一つなのではないかと感じました。
ミャンマーは、イギリスの植民地時代の際、英語でのコミュニケーションを図っていたが、現在の世代では、英語を使う機会もなく、英語教育も充実しているとはいえないのが現状です。
また、ミャンマーでは、「暗記教育」が浸透しているのが印象的でした。
なので、生徒達が教科書の内容を、声に出してひたすら繰り返す事が、テスト前の光景でした。
レストランでも、店員はメモ書きなどはせずに、注文された内容を頭の中で暗記しています。
良くいえば物覚えがいいが、自分で考える力が劣っているのが気になる点なのも、スポーツ指導の現場において顕著に表れていた。指導の際の難しかった点の一つもそれでした。
これから、ミャンマーの教育制度は、日本みたいな小学校6年、中学校3年、高校3年に変わると言われていますが定かではありません。
教育の課題は、いずれも子供だけではなく、教える立場の大人達の課題でもあります。
これからもミャンマーの為に微力ながら支援していきます。
ミャンマーの歴史を説明しているこちらの本もおすすめです!
【ミャンマー政変】
【アウンサンスーチーのミャンマー】
【ミャンマーの歴史教育】
また、何かあったら紹介したいと思います。
質問などがあれば気軽にコメント下さい。
以上が今回のブログとなります。
読んで頂きありがとうございます。
また次回お会いしましょう。
それではタッター
【ミャンマー語学習教材3選】
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※ミャンマースポーツコミュニティ⏩【Myanmar Sports/ISPE】
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