アーロウン ミンガラバー (みなさん、こんにちは)
ネーカウンラー? (お元気ですか?)
こんにちは、ススム(@Susumu_Shimoda_)です。
私は2018年10月25日から2020年3月までミャンマーで生活していました。
今回は、「僧侶による大規模デモ「サフラン革命」とは」について紹介します。
「国際協力に興味のある方」や「海外が好きな方」、「ミャンマーで生活予定の方」へ参考になればと思います。
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僧侶による大規模デモ「サフラン革命」とは|ビルマ・歴史
ミャンマーでは2021年2月1日に国軍によるクーデターが起こり、国民は「軍政政治」にしない為に「平和的な訴え」を貫き、デモを続けていますが、国軍によって武力行使の排除が酷くなってきています。
国民が軍事政権に抗議する理由は、過去の惨劇を繰り返さない為です。こちらの記事で紹介しています。
ミャンマーでは2007年に、僧侶による反政府デモが起きました。
こちらは僧衣の色から「サフラン革命」と呼ばれています。
2007年8月15日にミャンマーで始まって以来進行中で、この主な原因は、過去2年間で9倍以上跳ね上がっていたガソリンなどの価格を突然500%も引き上げた事からでした。
これにより学生や反政府活動家らは、数十人の逮捕者を出し、軍事政権によって対処されましたが、同年9月18日から、何千人ものの僧侶によって行われました。
これに対して軍事政権側は、軍特殊部隊を使って寺院を襲撃したり、リーダー格の僧侶を逮捕・拘束したり、デモ隊への発泡などのしました。
この際に、国軍は以下の対策をしました。
内容
・インターネット遮断
・デモ側にスパイを送る
・デモ隊をビデオ撮影して身柄の特定・拘束
・夜間外出禁止
・5人以上の集会禁止
・精鋭部隊の派遣(第77軽歩兵師団)
精鋭部隊の派遣(第77軽歩兵師団)とは、歴史的にビルマ民族に抑圧され複雑な民族感情を持つとされるチン族や、身寄りのないものや孤児を物心つく前から軍事教育した者を中心に編成したため、市民に銃を向けることをためらわないとされています。
このデモの際に、日本人のジャーナリストが抗議デモを撮影中にミャンマー軍兵士に至近距離から銃撃され死亡しました。
このデモは、パコックから、ヤンゴン、シットウェ、マンダレーなど都市部で大きな動きになりました。
9月22日には、5つの管区に広がり、約2000人の僧侶がヤンゴンを行進し、約10000人がマンダレーを行進しました。
9月24日、ヤンゴンのデモでは10万人の人が参加しました。
2007年12月7日、国連報告書によると、このデモにより31人が死亡し、74人が行方不明とされています。
過去に起きたこの様なデモや歴史が再度ミャンマーで起こっています。
ミャンマーでは、今も国民一人一人が闘ってます。
少しでもミャンマーの歴史と今の現状を知ってもらえたらと思います。
ミャンマーの歴史を説明しているこちらの本もおすすめです。
✔︎ミャンマー政変
✔︎アウンサンスーチーのミャンマー
✔︎ミャンマーの歴史教育
ミャンマーでの政治体制や経済施策にはこの様な歴史がありました。
以上が今回のブログとなります。
読んで頂きありがとうございます。
それでは、タッター (じゃあね)
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