アーロウン ミンガラバー (みなさん、こんにちは)
ネーカウンラー? (お元気ですか?)
こんにちは、ススム(@Susumu_Shimoda_)です。
私は2018年10月25日から2020年3月までミャンマーで生活していました。
今回は、「教育事情と仕組みの違い」について紹介します。
「国際協力に興味のある方」や「海外が好きな方」、「ミャンマーで生活予定の方」へ参考になればと思います。
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教育事情と仕組みの違い
私は2018年10月から2020年3月までミャンマーのヤンゴンにある「Institute of Sports and Physical Education Yangon (ISPE|スポーツ体育研究所ヤンゴン) 」にて陸上競技の指導をしていました。
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ミャンマーの教育システム
ミャンマーの教育体制は日本とは大きく異なります。
日本では、小学校6年、中学校3年、高校3年となっているが、
ミャンマーでは、小学校5年間(KG+4年)、中学校4年間(6〜9年生)、高等学校2年間(10、11年生)で、5歳から小学校に通います。
このうち小学校までが義務教育となっています。
ちなみにKGとは、その年の6月初めまでに満5歳になる者が、1年間の就学前教育に入学する期間の事をいいます。
ミャンマーには、「セーダン試験」と呼ばれる「高校卒業認定試験」があります。
この試験は、ミャンマー人にとってとても重要な試験で、この試験に受かれなければ高校卒業認定をもらう事が出来ず、中卒だとみなされ、公務員になる事はもちろん、国内企業に就職する事も難しいです。
この「セーダン試験」の受験資格は、高校に進学出来た生徒で、その割合は約65%で、そのうちに試験に合格する者は、全体の約30%にも満たないのが現状です。
セーダン試験の内容は、英語・数学・化学・物理・ミャンマー語・生物の6科目で、ミャンマー語以外は全て英語で出題されます。
全科目で100点中40点以上取らなければ不合格になってしまうので、不合格になった生徒を何名も見てきました。
不合格になったら、留年して再度受験する生徒もいました。
セーダン試験は、英語で行われるのが生徒達にとって難しい点の一つなのではないかと感じました。
ミャンマーは、イギリスの植民地時代の際、英語でのコミュニケーションを図っていたが、現在の世代では、英語を使う機会もなく、英語教育も充実しているとはいえないのが現状です。
また、ミャンマーでは、「暗記教育」が浸透しているのが印象的でした。
なので、生徒達が教科書の内容を、声に出してひたすら繰り返す事が、テスト前の光景でした。
レストランでも、店員はメモ書きなどはせずに、注文された内容を頭の中で暗記しています。
良くいえば物覚えがいいが、自分で考える力が劣っているのが気になる点なのも、スポーツ指導の現場において顕著に表れていた。指導の際の難しかった点の一つもそれでした。
これから、ミャンマーの教育制度は、日本みたいな小学校6年、中学校3年、高校3年に変わると言われていますが定かではありません。
教育の課題は、いずれも子供だけではなく、教える立場の大人達の課題でもあります。
これからもミャンマーの為に微力ながら支援していきます。
以上が今回のブログとなります。
読んで頂きありがとうございます。
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