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【国際協力】日本における難民認定率の現状と課題|ミャンマー

アーロウン ミンガラバー (みなさん、こんにちは)

ネーカウンラー? (お元気ですか?)

こんにちは、ススム(@Susumu_Shimoda_)です。

私は2018年10月25日から2020年3月までミャンマーで生活していました。

今回は、「日本における難民認定率の現状と課題|ミャンマー」について紹介します。

「国際協力に興味のある方」や「海外が好きな方」、「ミャンマーで生活予定の方」へ参考になればと思います。

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難民とは

そもそも「難民」とは何でしょうか。

難民の定義は、1951年に採択された「難民の地位に関する条約」の第一条で定められております。

人種、宗教、国籍もしくは特定の社会的集団の構成員であることまたは政治的意見を理由に迫害を受けるおそれがあるという十分に理由のある恐怖を有するために、国籍国の外にいる者であって、その国籍国の保護を受けることができない者またはそのような恐怖を有するためにその国籍国の保護を受けることを望まない者

要するに、自国での「武力紛争」や「人権侵害」の様な理由により「迫害を受けた」「迫害のおそれ」などの理由で、他国に逃れた人の事を指します。

中には、国境を越えずに国内で避難生活をしている「国内避難民」もおり、年々増加していると言われています。

これに対して「移民」とは何なのでしょうか。

移民とは、本人の法的地位や移動の自発性、理由、滞在期間にかかわらず、「本来の居住地を離れて、国境を越えるか、一国内で移動している、または移動したあらゆる人」のことを指します

移民の多くは、「仕事や家族、勉学」などを理由に国外へ移住します。

移民の中に難民というカテゴリーがあるというイメージです。

移民の場合は、その国に滞在する為の在留資格を取得していますが、中には在留資格を持たずに滞在している「不法移民」もいるのが現状です。

2020年時点で難民は世界中に「8240万人」いると言われており、2020年の一年間で「約1120万人」増えました。
※参照

世界の「95人に1人」「全世界人口の1%」が難民と言われています。

日本の難民認定率

自国の様々な事情によって日本へ逃れて来る難民も多いです。

それでは、日本の難民認定率はどうなっているのでしょうか。

出入国在留管理庁によると、2020年に日本で難民認定を申請した外国人は、「3936人」で、実際に認定を受けた外国人は、僅か「47人」で、認定率は「1.2%」でした。

申請者の国籍(67カ国)は、「トルコ(836人)」「ミャンマー(602人)」「ネパール(466人)」「カンボジア(414人)」などとなっており、いずれもアジア地域からの難民が多い事が分かります。

しかし、難民が認められなくても在留が許されるケースもあります。

それでは、世界の難民の受け入れ状況はどうなのでしょうか。

2020年時点で「トルコ(370万人)」「コロンビア(170万人)」「パキスタン、ウガンダ(140万人)」「ドイツ(120万人)」となっています。

難民の多くが「シリア」「ベネズエラ」「アフガニスタン」「南スーダン」「ミャンマー」出身です。

数字で見ると日本の難民認定率がとても低い事が分かります。

日本はなぜ難民認定率が低いのか簡単に説明します。

理由

①就労目的の難民認定を防止する為

②難民と認定する定義が狭い為

③難民に関しての政治的理解が不足している為

※参照

私たちが難民問題について何か出来る事はあるのでしょうか。

出来る事

①支援金を寄付する

②難民問題についての理解を深める

③難民問題について情報発信をしてみる

④難民についての活動に参加してみる

私の友人で難民認定されたミャンマー人がいて、私自身もミャンマーに住んでいたので、難民を初めとする社会問題は、身近に感じます。

少しでも国際問題を解決に導ける様に情報発信や講演で伝えていきます。

以上が今回のブログとなります。

読んで頂きありがとうございます。

それでは、タッター (じゃあね)

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