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【科学】人間の睡眠段階と脳波の関係性|知るだけで睡眠の質向上

こんにちは、ススム(@Susumu_Shimoda_)です。

以前の記事でも睡眠関係の記事を書きましたが、今回は睡眠時に起こる脳波の変化について紹介します。

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睡眠段階と脳波の変化

今回は睡眠のメカニズムについて簡単に紹介したいと思います。

まず、人間の脳波は、絶えず電気信号を受信・発信を繰り返しており、脳波には、β波・α波・θ波・δ波の4つの種類があります。

この中で、波の振幅が短く速いのがβ波です。

そして、脳が覚醒状態時はβ波が優位に働き、精神的・身体的に活発ではない状態にα波が働きます。

この脳波と睡眠は深く関係しており、睡眠段階は5段階に分けられます。

ではさっそくみていきましょう。

Stage1

Stage1の段階では、β波とα波が消失して、θ波が出現します。

そしてSEM(Slow Eye Movement)と呼ばれる。目を閉じた状態での眼球運動が発生します。

この状態では、眠気が起こり。少しウトウトした状態です。

Stage2

Stage2では、SEMが消失し、本格的に眠りに入る状態睡眠紡錘波という特徴的な脳波が出現します。

Stage3

Stage3では、θ波が消失し、δ波が出現します。

この時のδ波の割合は20%以上~50%未満程度です。

この状態では、眠りが深くなっている状態で、多少の光や音では反応しない状態です。

Stage4

Stage4では、δ波の割合が50%以上になっています。

とても熟睡している状態です。

Stage Rem

Stage Remでは、Stage1と似ている状態で、今度は急速眼球運動(Rapid Eye Movement)と呼ばれる目を閉じた状態で素早い眼球運動が起こります。

睡眠はこういった、[Stage1→Stage2→Stage3→Stage4→Stage3→Stage2→Stage1→Stage Rem]という順番で1つの周期として、この1周期が約90分で行われます。

熟睡と関係しているStage3,4の状態は、事前の脳の覚醒状態が長ければ長いほどStage3,4の状態は長くなり、逆も同じです

なので、長時間の仕事や勉強の後は、深い睡眠を多くとるように身体が対応しているわけです。

Non-Rem睡眠とは

よく、起床直後に疲労感があったり、眠かったりする場合がありますが、これを睡眠慣性と言います。

これは、先程の周期が関係しており、どのタイミングで起きたかによります。

もし、Stage3の状態で起きてしまったら、より深い睡眠に入るStage4に移行しようとしている為、睡眠に急ブレーキがかかります。

Stage1~4の状態は、「ノンレム」、「Non-Rem」と呼ばれます。

Stage-Remは、「レム睡眠」と呼ばれます。

ノンレム睡眠時は、休息状態で脳も筋肉も活発ではありません。

レム睡眠時はぼんやりとした意識があるが、うまく体が動かせない状態が多いため、これが「金縛り」の原因なのではないかという説もあります。

人間は、夜になると体を休ませる副交感神経が働き、朝になると体を活発化させてくれる交感神経が働きます。

メンタルや睡眠障害になると、このリズムが狂ってしまう為、戻すのに時間がかかります。

まとめ:睡眠の考え方

こういった睡眠の質を高める為にも、規則正しい日常生活を送る事が大切です。

中でも科学的にそれを促進させてくれるのが、このブログでお馴染みの

「呼吸」「運動」です。

興味のある方は、是非参考にしてみて下さい。

当ブログでは「健康」「心理学」にまつわる様々なネタも紹介しておりますので、是非、こちらも参考にしてみて下さい!

また、何かあったら紹介したいと思います。

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以上が今回のブログとなります。

読んで頂きありがとうございます。

また次回お会いしましょう。

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